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輪転機ボタンを押すマル=神戸市西区室谷、神戸新聞製作センター
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輪転機ボタンを押すマル=神戸市西区室谷、神戸新聞製作センター
兵庫編の第1話が掲載された新聞搬送トラックを見送るマル
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兵庫編の第1話が掲載された新聞搬送トラックを見送るマル
記念すべき第1話に目を通すマル
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記念すべき第1話に目を通すマル

 創作童話「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」が掲載された朝刊印刷が15日夜、神戸市西区室谷の神戸新聞製作センターであった。主人公のマル(3歳オス猫)が記念すべき第1話の印刷ボタンを押した。

 同童話は、2018年に愛媛新聞で始まり、小説家の早見和真さんが文を、愛媛県今治市出身の絵本作家のかのうかりんさんが絵を担当する。松山市の道後温泉に暮らしていたマルが、愛媛県内を旅し、仲間たちと出会い、別れ、そして恋をする物語。22年1月までに計3シリーズが同紙で掲載された。NHKでアニメも放送され、4月から冒険の舞台は兵庫県へと移る。

 製作センターに登場したマルは、16日付朝刊の輪転機のスタートボタンにタッチ。印刷工程を得て刷り上がってきた新聞を手にし、自身の第1話が掲載されている6面の色合いや出来栄えなどをチェックした。その後、県内各地の販売店に向かう搬送トラックを見送った。

 かなしきデブ猫ちゃんの兵庫編は毎週土曜日付朝刊に11月中旬ごろまで連載される。(藤原 学)

【特集ページ】かなしきデブ猫ちゃん

「輪転機のスイッチON!」動画はこちら

かなしきデブ猫ちゃん特集
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